カーリースの審査に通らない時|落ちた後の確認手順と再申込の段取り
カーリースの審査に通らなかったときに、次に何をするかを順番に整理。否決の理由を確かめる方法(申込先への確認・信用情報の開示)、原因別に変える条件の表、再申込の段取りと間隔の考え方、やってはいけないことをまとめます。審査基準は各社非公開です。

結論:カーリースの審査に通らなかったら、すぐ別の会社に申し込み直すのではなく、①否決の手がかりを集める、②原因に合わせて条件を変える、③1社ずつ申し込む、の順で進めます。審査のための照会(申込み)の記録は、信用情報機関に照会日から6か月間残ります。条件を変えないまま短期間に何社も申し込んでも、状況はよくなりにくいと考えてください。
審査の基準は各社が独自に決めていて公表されていないため、この記事でも「こうすれば通る」とは言えません。ここでは「落ちた後に何をするか」に絞って整理します。申込み前に見られる項目と準備はカーリースの審査に通らない理由と準備、信用情報(いわゆるブラックリスト・債務整理後の扱い)はカーリースの審査と信用情報で詳しく扱っています。
落ちた後にやること(5つのステップ)
- 申込んだ会社に確認する:理由を教えてもらえるとは限りませんが、月額や契約年数を変えれば再検討できるか、保証人を立てる方法があるかは聞いてみる価値があります。
- 自分の信用情報を開示する:延滞の記録や、完済した契約が「終了」になっているか、短期間に申込みが重なっていないかを確かめます。CICのインターネット開示の手数料は500円(税込)です(CIC「インターネットで開示する」、2026年10月7日確認)。
- 原因の当たりをつける:下の表で、手がかりと照らし合わせます。
- 条件を変える:月額を下げる・借入を減らすなど、原因に合わせて申込み内容を変えます。
- 1社ずつ申し込む:変えた条件で、1社ずつ結果を見ながら進めます。
CICは、各社が独自の基準で審査をしていて、CIC自身は審査をしていないため否決された理由はわからない、ただし情報開示で現在の信用情報は確認できる、と説明しています(CIC よくあるご質問)。
原因の当たりをつける表
| 手がかり | 考えられること | 再申込みの前にやること |
|---|---|---|
| 月額が手取りに比べて重い | 支払いを続けられるかの見方で不利になりやすい | 車種・グレードを下げる、契約年数・頭金・ボーナス併用を見直して月額を下げた見積もりを取る |
| カードローン・分割払いの残高がある | ほかの借入れとの合計で負担が重く見られることがある | 完済できるものを完済し、使っていないキャッシング枠を整理する |
| 開示で延滞の記録が見つかった | 延滞などの支払状況は、契約期間中と契約終了後5年間(CIC)残る | 延滞中なら解消する。記録が残る間は、リース以外の方法も並行して考える |
| 短期間に何社も申し込んだ | 申込みの記録は照会日から6か月間残る | 条件を変えずに申込みを重ねない。1社ずつ進める |
| 申込み内容の誤り・連絡がつかなかった | 年収や勤務先の記入ミス、在籍確認が取れないことが影響した可能性 | 源泉徴収票などで数字を確かめて正確に書く。連絡がつく番号・時間帯を伝える |
| 勤続が短い・収入の証明が難しい | 収入の安定性が判断しにくい | 確定申告書などの書類をそろえる。時期をあらためることも考える |
記録の保有期間はCIC「CICが保有する信用情報」によります(2026年10月7日確認)。JICCなどほかの信用情報機関の登録期間はカーリースの審査と信用情報にまとめています。審査では信用情報以外も見られるため、表はあくまで手がかりです。
再申込みの段取り:変えられる条件
| 変える条件 | 月額への効き方 | 注意点 |
|---|---|---|
| 車種・グレードを下げる | 車両価格が下がるぶん月額が下がる | 必要な装備(4WD・安全装備など)を外しすぎない |
| 契約年数を延ばす | 月額は下がりやすい | 総支払額は増えることがあり、中途解約しにくい期間も長くなる |
| 頭金・ボーナス併用を入れる | 毎月の負担が下がる | ボーナスが減ったときの支払いを考えておく |
| 中古車リースにする | 新車より月額を抑えやすい | 保証やメンテナンスの範囲が新車と異なる(中古車リースの仕組み) |
| 連帯保証人を立てる・家族が契約する | 審査を受ける人の収入・信用情報が変わる | 支払いが滞ると家族の生活や信用情報にも影響する。名義と使う人の関係を契約書で確認する |
| 与信の仕組みが違う会社に申し込む | 会社ごとに基準が違う | 「審査なし」「必ず通る」とうたう広告は、総額や契約条件をとくに慎重に確かめる |
頭金の入れ方で月額と総額がどう変わるかは頭金なしで車に乗る方法の比較で整理しています。
リース以外に切り替えるとき
条件を変えても難しい場合は、中古車を現金で買う、販売店の自社ローン、カーシェアなど、リース以外の方法も比べます。自社ローンは完済まで名義が販売店のままのことが多いなど、リースとは別の注意点があります。
やってはいけないこと
- 年収や勤務先を実際より良く書く:虚偽の申告は否決の原因になりうるうえ、契約上の問題にもなります。
- 条件を変えずに何社も申し込む:申込みの記録は6か月間残ります。
- 「審査なし」の言葉だけで決める:月額だけでなく、総支払額・中途解約の条件・名義を書面で確かめます。
よくある質問
Q. 審査に落ちた理由は教えてもらえますか?
A. 申込んだ会社が理由を教えてくれるとは限りません。信用情報機関のCICは審査をしていないため、否決の理由はわからないとしています。自分の信用情報を開示して、記録を確かめるのが手がかりになります。
Q. どれくらい空ければ再申込みできますか?
A. 再申込みの間隔に決まりはありませんが、申込みの記録は照会日から6か月間残ります。期間を空けるだけで通るわけではないため、月額や借入れなど原因に合わせて条件を変えることが先です。
Q. 同じ会社にもう一度申し込めますか?
A. 受け付けるかどうかは会社によります。月額を下げた見積もりや保証人の追加で再検討できるか、申込んだ会社に確認してください。
Q. 審査に落ちたことは信用情報に残りますか?
A. CICでは、申込みの際に照会日・商品名・契約予定額・照会した会社名などが登録され、照会日から6か月間保有されます。自分の記録がどうなっているかは、開示で確認できます。
まとめ
- 落ちたら、申込先への確認と信用情報の開示で手がかりを集め、原因の当たりをつける。
- 月額を下げる・借入れを整理する・保証人を立てるなど、条件を変えてから1社ずつ申し込む。申込みの記録は6か月間残る。
- 審査基準は各社非公開。「必ず通る」方法はなく、総額と契約条件を書面で確かめて選ぶ。
カーリースは月額に含まれる範囲(税・車検・メンテ等)や契約条件で総額が変わります。料金・契約期間・もらえる/返却の条件を比べて選ぶと、無理のない持ち方を選びやすくなります(対応車種・条件は各社で異なります)。
カーリースの料金・条件を比較する →本記事は一般的な参考情報を提供するものであり、特定のサービス・契約・取引の結果を保証するものではありません。 制度・料金・各社サービスの内容は変更される場合があります。実際のご契約・お手続きの際は、必ず各社の公式情報や最新の一次情報をご確認ください。