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中古車が値下がりする時期は?需要期・決算・モデルチェンジと年式の目安

中古車が値下がりしやすい時期の考え方を、需要期と閑散期・販売店の決算期・モデルチェンジの表で整理。当サイトの相場データから人気車種の「年式が1年古くなるごとの平均下落率」も示し、時期と年式のどちらで価格を下げるかを判断できます。

公開 2026-08-20更新 2026-10-07クルマAIラボ編集部
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中古車が値下がりする時期は?需要期・決算・モデルチェンジと年式の目安

結論:中古車は、買う人が多い時期(1〜3月の新生活シーズンなど)を過ぎて需要が落ち着く時期や、モデルチェンジで旧型が多く出回る時期に値下がりしやすいとされています。ただし時期による差は車種や在庫で変わり、確実に下がる月はありません。価格への影響がはっきり大きいのは「年式」で、当サイトの相場データでは人気車種の多くが1年古くなるごとに約6〜15%下がっています。

この記事では、値下がりしやすい時期の考え方を表で整理したうえで、年式による値下がりを車種別に示し、時期と年式のどちらで価格を下げるかの判断の仕方をまとめます。

中古車が値下がりしやすい時期(考え方の表)

中古車の価格は、買いたい人と売りに出る車の量のバランスで動きます。次の表は、一般に言われている時期ごとの傾向を、なぜそうなるかの理由と合わせて整理したものです。

時期価格の傾向(一般論)理由注意点
1〜3月(新生活シーズン)下がりにくい就職・進学・転勤で車を探す人が増え、需要が高まる選べる在庫は多いが、値引きの余地は小さめになりやすい
4〜5月ごろ(需要期の後)落ち着きやすい需要期が終わり、売れ残った在庫を動かしたい販売店が出てくる人気車の良い個体は需要期に売れてしまっていることがある
3月・9月(多くの販売店の決算・中間決算)値引きや条件が動くことがある販売台数の目標を意識した商談になりやすい決算月は会社ごとに違う。車両価格ではなく諸費用やオプションで調整されることもある
モデルチェンジの後旧型が下がることがある新型に乗り換えた人の旧型が下取り・買取で多く流通する発表から旧型の流通が増えるまでには時間差がある
月末交渉の余地が出ることがある月ごとの販売目標の締めがある店や担当者によって差が大きい

月ごとの相場の動きについて:当サイトの相場データは1回分(2026年8月取得)の集計のため、月ごとの価格変動を数字で示すことはできません。上の表は一般に言われている傾向で、実際の動きは車種・地域・在庫によって変わります。

年式による値下がり(当サイトの相場データ)

時期よりも価格への影響がはっきりしているのが年式です。当サイトの相場エンジンの集計(2026年8月取得)による参考値として、人気車種について「年式が1年古くなるごとの平均下落率」を計算しました。集計した最も新しい年式と最も古い年式の価格の差を、1年あたりに均した値です(集計方法は相場データの集計方法を参照)。

車種集計した年式1年あたりの平均下落率(中古車の掲載価格)同(売却の参考相場)
ホンダ N-BOX2015〜2026年式約9%約10%
ダイハツ タント2015〜2026年式約10%約11%
スズキ スペーシア2015〜2026年式約11%約12%
スズキ ジムニー2015〜2026年式約6%約7%
トヨタ プリウス2015〜2026年式約12%約14%
トヨタ アクア2015〜2026年式約12%約14%
トヨタ シエンタ2015〜2026年式約11%約12%
トヨタ ヴォクシー2015〜2026年式約11%約12%
日産 セレナ2015〜2026年式約15%約17%
トヨタ アルファード2015〜2026年式約10%約11%
トヨタ ハイエースバン2015〜2026年式約7%約8%

「中古車の掲載価格」は販売店の掲載価格(車両本体)、「売却の参考相場」はそれを買取時の金額に換算した値です。買う側の目安は掲載価格の列、手放す側の目安は売却の参考相場の列を見てください。グレード・走行距離・状態によって個々の価格は大きく変わります。

モデルチェンジの境目は下落幅が大きい

同じデータで、隣り合う年式の間で売却の参考相場の下落が最も大きかった区間を見ると、世代が切り替わった前後の年式に集まっている車種があります。

  • トヨタ ヴォクシー・ノア:2022年式→2021年式で約25%
  • トヨタ シエンタ:2022年式→2021年式で約28%
  • トヨタ アクア:2021年式→2020年式で約28%
  • ホンダ ヴェゼル:2021年式→2020年式で約30%
  • スズキ ジムニー:2018年式→2017年式で約26%

旧型を選んでもよいなら、世代が切り替わる直前の年式は価格が下がりやすい狙い目になります。反対に、新型の最初の年式は価格が下がりにくい傾向が見られます。

時期を待つか、年式を下げるか

時期による値下がりは不確実で、待っている間に欲しい個体が売れてしまうこともあります。一方、年式を1年下げれば上の表の分だけ価格が下がる傾向がはっきりしています。次のように考えると判断しやすくなります。

状況考え方
車が必要な時期が決まっている時期は待たず、年式・走行距離・グレードの条件を調整して予算に合わせる
買う時期を選べる需要期(1〜3月)を避けて探し始め、決算期の条件も比べる
モデルチェンジが発表された旧型でよければ、新型の発売後に旧型の流通が増えるのを待つ選択肢がある
長く乗るつもり年式を下げすぎると、走行距離や消耗品の交換費用が増える。総額で比べる

新車・中古車・未使用車のどれにするかで総額は大きく変わります(新車・中古車・未使用車の比較)。支払い方法による総額の違いは現金・ローン・リースの総額比較、今の車を手放す時期は車を売るベストな時期で整理しています。

値下がりの時期以外に価格を左右する点

  • 在庫の数:同じ車種・年式でも、在庫が少ない地域では価格が下がりにくい。
  • 走行距離:同じ年式でも走行距離帯によって価格差が大きい。
  • 諸費用:車両本体の価格が安くても、整備費用や登録代行費用で総額が変わる。支払総額で比べる。
  • 今の車の売却額:下取りか買取かで手元に残る金額が変わる(下取りと買取の比較)。

よくある質問

Q. 中古車が一番安くなる月はいつですか?
確実に安くなる月はありません。需要期(1〜3月)の後は落ち着きやすい、決算期は条件が動くことがある、といった傾向はありますが、車種や在庫で変わります。

Q. モデルチェンジの後は旧型がすぐ安くなりますか?
新型の発売後、乗り換えで手放された旧型が流通するまでには時間差があります。発表直後ではなく、流通が増えてから価格を比べるのが現実的です。

Q. 年式が1年違うとどれくらい価格が違いますか?
当サイトの集計では、人気車種の掲載価格で1年あたり約6〜15%の下落でした。車種によって差があり、世代が切り替わる前後の年式では差が大きくなることがあります。

まとめ

  • 中古車は需要期の後やモデルチェンジの後に値下がりしやすいとされるが、確実な月はない。
  • 価格への影響がはっきり大きいのは年式。人気車種では1年古くなるごとに掲載価格で約6〜15%下がる(当サイト集計の参考値)。
  • 必要な時期が決まっているなら、時期を待つより年式・走行距離の条件で調整し、支払総額で比べる。
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