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車売却の必要書類一覧|軽自動車・普通車の状況別早見表

車の売却・買取に必要な書類を、軽自動車と普通車に分けて一覧表で整理。住所変更・氏名変更・ローン残債・相続の状況別に、書類名・取得場所・費用の目安・有効期限が分かります。自分が何を用意すればよいかをチェックリストで確認できます。

公開 2026-08-20更新 2026-10-05クルマAIラボ編集部
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車売却の必要書類一覧|軽自動車・普通車の状況別早見表

車を売るときに売主が用意する書類は、普通車なら「車検証・自賠責保険証明書・リサイクル券・印鑑登録証明書・実印」、軽自動車なら「車検証・自賠責保険証明書・リサイクル券・認印」が基本です。譲渡証明書や委任状は、買取店が用意した用紙に記入・押印するのが一般的です。ここに「住所が変わった」「ローンが残っている」「相続した」などの事情があると、追加の書類が必要になります。

この記事は、売却書類の総まとめです。まず自分の状況を判定し、早見表で「何を・どこで・いくらで・いつまでに」用意するかを確認してください。各書類の書き方や手続きの詳細は、関連記事で掘り下げています。

まず30秒で状況を判定する

手元の車検証と、現在の住所・氏名を見比べるだけで、必要な追加書類のおおよそが分かります。

  1. 車検証は「普通車」か「軽自動車」か … ナンバーが黄色(事業用は黒)なら軽自動車。窓口も書類も異なります。
  2. 所有者欄は自分の名前か … ディーラーや信販会社の名前ならローン残債あり(所有権留保)のケース。
  3. 車検証の住所は今の住所と同じか … 違えば住所変更ありのケース。引っ越しの回数も確認。
  4. 車検証の氏名は今の氏名と同じか … 結婚などで変わっていれば氏名変更ありのケース。
  5. 名義人は存命か … 亡くなった方の名義なら相続のケース。

すべて「はい(一致・本人名義)」なら、次の基本セットだけで足ります。1つでも当てはまらない項目があれば、その下の状況別の表も確認してください。

基本セット早見表(通常の売却)

普通車と軽自動車の大きな違いは、普通車は実印と印鑑登録証明書が必要、軽自動車は認印で足りる点です。

書類普通車軽自動車取得場所費用の目安有効期限・注意
自動車検査証(車検証)必要必要車内に保管が一般的。紛失時は運輸支局/軽自動車検査協会で再交付手元にあれば不要(再交付は数百円程度の手数料)記載の住所・氏名が現在と一致しているか確認
自賠責保険証明書必要必要車内に保管が一般的。紛失時は加入先の保険会社で再発行手元にあれば不要有効期間内の原本
リサイクル券(預託証明書)必要必要車内・取扱説明書と一緒に保管されていることが多い手元にあれば不要紛失時は自動車リサイクルシステムのサイトで預託状況を印刷できる
印鑑登録証明書必要(1通が一般的)不要市区町村役場。マイナンバーカードがあればコンビニ交付に対応する自治体も1通300円前後が多い(自治体で異なる)発行後3か月以内を求められることが多い
実印必要不要(認印でよい)――印鑑登録証明書と同じ印影であること
認印―必要(署名で足りる様式もある)――シャチハタ等のゴム印は不可とされることが多い
譲渡証明書必要(実印で押印)原則不要買取店が用意。国土交通省の様式無料書き方は委任状・譲渡証明書の書き方へ
委任状/申請依頼書委任状(実印で押印)申請依頼書(認印)買取店が用意無料受任者欄・日付の空欄に注意
自動車税(種別割)納税証明書求められる場合あり軽自動車税の納税証明書を求められる場合あり都道府県税事務所/市区町村役場無料が一般的電子的に納付確認できる場合は不要なこともある
本人確認書類必要必要運転免許証など―買取店の本人確認で提示
振込先口座の情報必要必要通帳・キャッシュカード―名義は売主本人が原則

費用・期限は自治体や運輸支局、買取店の運用で異なる場合があります。表は一般に案内されている範囲の目安として使い、最新の扱いは依頼先と公式窓口で確認してください。

状況別の追加書類早見表

基本セットに加えて必要になる書類です。複数の状況に当てはまる場合(例:引っ越し後にローンを完済していない)は、該当する行をすべて用意します。

状況普通車で追加する書類軽自動車で追加する書類取得場所費用の目安有効期限・注意
住所変更あり(引っ越し1回)住民票(前住所の記載があるもの)求められる場合あり(住民票など)市区町村役場1通300円前後が多い発行後3か月以内を求められることが多い
住所変更あり(引っ越し2回以上)戸籍の附票、または住民票の除票(車検証の住所から現住所までのつながりが分かるもの)求められる場合あり本籍地/旧住所の市区町村役場1通300円前後が多い住所の履歴が途切れないことが重要。郵送請求は日数がかかる
氏名変更あり(結婚・離婚など)戸籍謄本(旧氏名と新氏名のつながりが分かるもの)求められる場合あり本籍地の市区町村役場(広域交付に対応する窓口もある)1通450円が目安住所も変わっている場合は住所変更の書類も必要
ローン残債あり(所有者がディーラー・信販会社)所有権解除の書類一式(所有者が発行する譲渡証明書・委任状・印鑑証明書など)所有者が発行する書類(申請依頼書など)所有者であるディーラー・信販会社(買取店が取り寄せを代行することが多い)書類自体は無料のことが多い。残債の清算が前提完済から書類到着まで日数がかかる。手順はローンが残っている車を売る方法へ
相続(名義人が亡くなった)被相続人の死亡と相続人が分かる戸籍謄本(除籍謄本)、遺産分割協議書または遺産分割協議成立申立書、車を相続する人の印鑑登録証明書・実印死亡と相続人が分かる戸籍謄本、車を相続する人の住民票など(普通車より求められる書類が少ない傾向)市区町村役場(戸籍)。協議書は相続人で作成戸籍謄本1通450円、除籍謄本1通750円が目安相続人が複数なら全員の合意が必要。詳しくは相続した車の売却手続きへ

相続の「遺産分割協議成立申立書」は、普通車で査定額が一定額(100万円以下とされています)の場合に使える簡易な様式です。適用条件と様式は運輸支局で確認してください。

状況別の補足(つまずきやすい点)

住所・氏名が変わっている場合

書類のつながりが途切れると名義変更が受理されないため、いちばん差し戻しが多いケースです。典型的なのは「印鑑登録証明書は新住所、車検証は旧住所」というズレで、これを住民票や戸籍の附票で埋めます。引っ越しが多い人ほど書類の取り寄せに時間がかかるため、査定を申し込む前に必要通数を確認しておくと安心です。売却前に住所変更を済ませるべきかどうかは転居後の車の住所変更と売却で整理しています。

ローン残債がある場合

車検証の所有者がディーラーや信販会社のままでは、売主は所有者として名義を移せません。残債を清算して所有権を解除する必要があります。銀行のマイカーローンなどで所有者が本人になっていれば、書類は通常どおりで、残債の返済は別途行います。

相続した車の場合

戸籍を出生から死亡までさかのぼって集める必要があるため、取得に数週間かかることもあります。相続人が複数いて協議がまとまらないと手続き自体が進まないため、売却を急ぐ場合ほど早めの着手が大切です。

売らずに家族・知人へ譲る場合

代金を受け取らずに家族などへ譲る場合も、あげる側が用意する書類は売却とほぼ同じです。手続きの中心はもらう側の名義変更になり、贈与税や保険の切り替えも関わります。もらう側の段取りは家族・知人から車をもらう手続きで整理しています。

電子車検証の場合の注意点

2023年1月から普通車、2024年1月から軽自動車で、ICタグ付きの電子車検証(A6サイズ)が交付されています。売却に必要な書類としての扱いは従来の車検証と同じで、原本を買取店に渡します。

  • 券面に載らない情報がある: 有効期間の満了日や所有者の住所などは、券面ではなくICタグに記録されています。手元で確認するときは、一緒に交付される「自動車検査証記録事項」か、国の車検証閲覧アプリを使います。
  • 記録事項の紙も一緒に保管: 自動車検査証記録事項は法定の書類ではありませんが、所有者や住所の確認に使うため、車検証と一緒に保管しておくと査定時のやり取りがスムーズです。
  • 折り曲げ・穴あけに注意: ICタグが読めなくなると再交付が必要になります。ケースに入れて保管してください。

詳しくは国土交通省の電子車検証特設サイトで確認できます。

査定で評価されやすい書類・付属品

売却の手続きに必須ではありませんが、次のものがそろっていると、整備状態や車の来歴を説明しやすくなり、査定で評価されやすくなります。見つからない場合も売却はできます。

書類・付属品なぜ評価されやすいか見つからない場合
整備記録簿(メンテナンスノート)定期点検やオイル交換などの履歴が分かり、状態の良さを示す根拠になる整備を依頼した店舗に履歴が残っていることがある
取扱説明書・保証書次の買い手に引き継げる。保証継承の手続きに使うことがあるメーカーのサイトで電子版を公開していることが多い
スペアキー(スマートキー)欠品だと作り直しの費用分が減額されることがある査定時に欠品と伝える(隠さない)
純正部品(社外品に交換した場合)純正に戻せる状態のほうが買い手が広い社外品の内容を正確に伝える

参考:公的機関の案内

手続きの細部は運輸支局・軽自動車検査協会の事務所ごとに案内が異なる場合があります。最新の情報は各機関の案内で確認してください。

提出前の最終チェックリスト

  • 車検証・自賠責保険証明書・リサイクル券が車内にそろっている
  • (普通車)印鑑登録証明書の発行日が3か月以内で、住所・氏名が委任状・譲渡証明書と一致している
  • (普通車)押印に使う実印が、印鑑登録証明書の印影と同じである
  • 車検証と現住所・現氏名が違う場合、つながりを示す住民票・戸籍の附票・戸籍謄本を用意した
  • 所有者が自分でない場合、残債の清算額と所有権解除の段取りを買取店・信販会社と確認した
  • 委任状・譲渡証明書の受任者欄や日付を空欄のまま渡していない
  • 名義変更の完了をいつ・どう確認するかを買取店と決めた(名義変更の手続きと完了確認)

よくある質問

Q. 軽自動車の売却に印鑑証明書は必要ですか?
軽自動車の名義変更では、売主の印鑑登録証明書と実印は原則不要とされ、認印で手続きできるのが一般的です。ただし買取店が独自に本人確認書類を求める場合があるため、依頼先の案内に従ってください。

Q. 印鑑証明書はいつ取ればよいですか?
名義変更では発行後3か月以内のものを求められることが多いため、売却先がほぼ決まってから取得するのが無難です。早く取りすぎると期限切れで取り直しになる場合があります。

Q. 車検証やリサイクル券をなくしました。売れますか?
車検証は運輸支局(軽自動車は軽自動車検査協会)で再交付を受けられます。リサイクル券は、自動車リサイクルシステムのサイトで預託状況を印刷したもので代用できる場合があります。買取店が手続きを手伝ってくれることもあるため、まず相談してみてください。再発行の窓口・手数料と、売却までにどの順で準備するかは車を売る前の書類準備の段取りで整理しています。

Q. 自動車税の納税証明書は必要ですか?
納付状況を電子的に確認できるようになり、提出を求められない場面も増えていますが、買取店によっては確認書類として求められます。未納があると手続きが進まないことがあるため、納付状況は事前に確認しておきましょう。売却時の自動車税の扱いは自動車税は売却で戻るかで解説しています。

まとめ

  • 売主の基本セットは、普通車が「車検証・自賠責・リサイクル券・印鑑登録証明書・実印」、軽自動車が「車検証・自賠責・リサイクル券・認印」です。
  • 住所変更・氏名変更・ローン残債・相続のいずれかに当てはまると追加書類が必要で、取得に日数がかかるものもあります。
  • 費用・有効期限・様式は自治体や運輸支局、買取店で異なる場合があります。最新の情報は依頼先と公式窓口で確認してください。
NEXT STEP

実際の売却額は、複数社に査定を出して比べるのが確実です。ネットで申し込めるサービスもあります(対応範囲は各社で異なります)。

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